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タワー・オブ・テラー版CLUE(クルード)のルールを日本語訳しました

USディズニーパーク&ディズニーストアオンラインで購入できるタワテラ版CLUE(CLUEDO)のルールを日本語訳しました。*1
これは殺人事件の犯人と凶器と犯行現場を推理するボードゲームの名作と、東京ディズニーシーでも人気のタワー・オブ・テラーのアトラクションがコラボしたもの。殺人事件→失踪事件とディズニーナイズされてはいるものの、アトラクション同様の空恐ろしい雰囲気はばっちり残っています。

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通常品のクルード自体、いま日本では入手困難だそうなのですが、面白いゲームなのでもっと広まって欲しいなあ……。長くなったのでルールの内容は続きを読むからどうぞ。

1939年、ハリウッド――映画の黄金時代。監督ドナルド・ダックが次の大作のラストシーンを撮影しているのは、壮大なハリウッド・タワー・ホテルのセット。ホテルの中のそれぞれ異なるロケーションでは、やはりそれぞれ異なった小道具を手に、俳優達が演技に入ろうとしていました。 突然、恐ろしい嵐が雷を伴ってホテルを襲ったのです。落雷によってエレベーターは止まり、照明は明滅し、皆が震えあがりました。そしてすぐに、ある人物が小道具を持ったまま、ホテル内のどこかから失踪してしまったのは誰もが知るところとなったのです。

誰が消えたのか?どこから?どの小道具と一緒に?手掛かりを追い、想像力、推理の過程、そして良識を鍵としてこの謎を解きましょう。捜査すべき山ほどの手掛かりと、百の可能性を以て、クルー(c)トワイライト・ゾーンタワー・オブ・テラー・エディションはあなたを推理させつづけるでしょう。これはディズニー流に歪んだミステリーなのです。

 

 コンポーネント

□ゲームボード
□キャラクターコマ…6個
 ・ミッキーマウス(主演俳優)
 ・ミニーマウス(若手女優)
 ・グーフィー(ベルボーイ)
 ・ドナルドダック(監督)
 ・デイジーダック(子役スター)
 ・ピート(エージェント)
□小道具コマ…6個
 ・クラップボード
 ・脚本
 ・カメラ
 ・ルームキー
 ・ミッキー像
 ・フィルム
□キャラクターカード…6枚
□小道具カード…6枚
□ロケーションカード…9枚
□"List of Credits"メモ…1冊
□"Do Not Disturb"封筒…1枚
□サイコロ…1個

セットアップ

1)ゲームボード上で、各プレイヤーの一番手近なキャラクター名とSTARTの場所を確認します。そのキャラクターコマをプレイ用のコマとし、START位置に配置します。もしプレイ人数が6人以下の場合でも、残りのキャラクターコマも忘れずそれぞれのSTARTに配置します――どの人物にも失踪した可能性があり、そしてそれ故に全員がハリウッド・タワー・ホテルにいたに違いないのです。

2)9箇所のロケーションから任意に6つを選び、小道具コマをひとつずつ配置します。

3)空の状態の封筒をボード中央、ドアに「Do Not Disturb」と書かれたエレベーターに配置します。

4)カードをキャラクター、小道具、ロケーションの3種類に分け、種類ごとにシャッフルし、裏向きに置きます。誰にも見えないようにしながら、それぞれ一番上のカードを取り、中央の"Do Not Disturb"封筒に入れます。さあ、登場人物の誰が消えたのか?共に無くなった小道具は何だったのか?そして、それはどこで起きたのか?――質問の答えは、この中に封じられました。

5)残った3種類のカードをまとめてシャッフルします。その後、裏向きのまま時計回りに各プレイヤーに配っていきます(一部のプレイヤーだけ他よりも多くカードが配られることになっても問題ありません)。こっそりと自分の手札を確認します。あなたの手札にあるカードなら、もちろん"Do Not Disturb"封筒には入っていない――これはつまり、あなたはこの謎にこれらのカードが関わっている可能性を排除できるということです。

6)"List of Credits"メモから1枚を取り、二つ折りにしておきます。これは、あなたがメモに記入した内容を他人から見えないようにしておくためです。
7)若手女優のミニーマウスが、常にスタートプレイヤーとなります。以降、手番は左回りに進んでいきます。

Ready…アクション!

キャラクター駒を動かす

各ターンにおいて、ハリウッド・タワー・ホテル内の様々なロケーションを目指すようにします。自分の番のはじめに、サイコロを振るか、或いは角にあるロケーションにいるならば秘密の抜け道を使ってキャラクター駒を動かします。キャラクター駒はハリウッド・タワー・ホテル内の石畳を通るか、或いは秘密の抜け道を使ってしか動かせないことに注意しましょう。ホテルの外に出ることは出来ません。

サイコロを振る場合

サイコロを1回振り、出目の数だけマスを進めます。
 ・上下左右、前進/後退のいずれも可能ですが、ななめに移動することは出来ません。
 ・サイコロの出目が許す限り、何度でも方向転換は可能です。しかし、1ターン中に同じロケーションに2度入ることは出来ません。
 ・他のキャラクター駒が既に止まっているマスは、通ることも止まることも出来ません。

秘密の抜け道を使う場合

ハリウッド・タワー・ホテル内の、それぞれ対角線上にあるロケーションは秘密の抜け道によって繋がっています。もしターン開始時に角のロケーションにいる場合、サイコロを振る代わりに秘密の抜け道を通ってもかまいません。秘密の抜け道を使う場合、そのように宣言して対角線上のロケーションへとコマを動かします。

ロケーションへの出入り

サイコロを振ってドアを通るか、秘密の抜け道を使って移動するか、どちらの手段でもロケーションへは出入りが可能です。
 ・ドアとは壁の空いている部分であり、出入り口前の空間ではありません。ドアを通る際には、それを1マスとしてカウントする必要はありません。
 ・他のキャラクター駒で塞がれている場合、そのドアを通ることは出来ません。
 ・ロケーションに到達したら、サイコロの出目が余っていたとしてもそれ以上の移動は行いません。
 ・1ターンの中で同じロケーションに再度入ることは出来ません。
 ・対戦相手がいくつかのドア、または全てのドアをキャラクター駒によって封鎖した場合、ロケーションに閉じ込められてしまうこともあり得ます。もしそうなったら、誰かがコマを動かして通れるようになるまで待たなければなりません。

推理を行う

ロケーションに入ったら、直ちに推理を行います。ゲームを通して何度も推理を行い――可能性を排除していくことにより――"Do Not Disturb"封筒に入れられた3枚のカードを見抜きましょう。推理を行うには、キャラクター駒および小道具コマをあなたのいるロケーションへと移動させます。その後、そのキャラクターと小道具がこのロケーションから消えたのだと宣言します。

例)

あなたはデイジーダックで、ロビーへと入りました。まず、他のキャラクター駒――仮にグーフィーとします――をロビーへと移動させます。そして小道具も――ルームキーだとしましょう――同様に、ロビーへと移動させます。それから、「グーフィーがルームキーを持ってロビーから消えた」という推理を宣言します。

以下の3点に注意:

 ・推理に含めるロケーションは、あなたが入っているその場所でなければなりません。
 ・自分自身およびプレイヤーがいないキャラクターの可能性も考えましょう。
 ・キャラクター及び小道具コマは、同時に1つのロケーションに入れられる数の制限はありません。

推理を否定する

推理が宣言されたらただちに、他のプレイヤーは順番にそれが間違いであると反論を試みます。推理したプレイヤーのすぐ左隣りのプレイヤーは、自分の手札に推理された3枚のカードのうちどれかがあった場合、そのカードを推理したプレイヤーにのみ見せなければなりません。もし2枚以上の該当するカードがあった場合、任意で1枚を選んで推理したプレイヤーに見せます。
もし左隣りのプレイヤーが宣言されたカードを1枚も持っていない場合、順にに左隣りのプレイヤーに否定の手番が移ります。
誰かからカードが見せられた場合、そのカードもやはり"Do Not Disturb"封筒には入っていないという証拠になります。そのことをメモに記入し(カードを見せたプレイヤーが誰だったのかもメモしておくと役立つかもしれません)、ターンを終了します。もし誰も推理を否定できなかった場合は、ターンを終了するか告発(後述)を行うかを選びます。

移動と推理についての追記

■各ロケーションで推理を宣言できるのは、入室したあと1回だけです。次の推理を行う場合、別のロケーションに移動するか、次のターンより後に離れたばかりのロケーションに再入室するかしなければいけません。各ロケーションに留まるために手番を放棄することは出来ません。ですが、他プレイヤーに出入り口を塞がれてそこから出られない場合は、通れるようになるまでそこで留まらねばなりません。
■推理を行う際、自分の手札を宣言に含めてもかまいません。情報を得る、あるいは相手をミスリードするためにこれが有効な場合もあるでしょう。
■推理を行う際、すでに同ロケーションに存在するキャラクターや小道具を宣言に含めてもかまいません(この場合、コマの移動は必要ありません)。推理の為にコマを移動させた場合、移動されたコマは推理の宣言後もそのロケーションに留まります。
■もし自分のキャラクターコマが推理によって移動させられた場合、次の自分の手番では「通常通り移動を始める」か「そのロケーションで推理を行う」かを選ぶことが出来ます。後者を選んだ場合は、サイコロも振らず移動も行いません。
■もし望むなら、プレイヤーは推理と告発を同じターンに連続して行ってもかまいません。(告発については下記を参照してください)

告発を行う

"Do Not Disturb"封筒に入っている3枚のカードが特定できたと思ったら、プレイヤーは自分のターンで告発を行い、その3つを宣言することが出来ます。「(小道具名)を持った(キャラクター名)の失踪は(ロケーション名)で起こった」と宣言してから、他の誰にも見えないように"Do Not Disturb"封筒の中身を確認します。
告発に含めるロケーションは、どこであっても好きな場所を指定できます(推理とは違い、自分のキャラクターコマが存在するロケーションでなくてもかまいません)。
重要:各プレイヤーはゲーム中、それぞれ1度しか告発を行うことは出来ません。

告発が間違っていた、または宣言したカードのうち1枚でも"Do Not Disturb"封筒に入っていなかった場合

■そっと3枚のカードを全て封筒へと戻します。
■その後、そのプレイヤーは手番を行わず、従ってゲームに勝利することもありません。
■必要であれば自分の手札を見せ、他プレイヤーの推理の否定を行います。
■他プレイヤーは、推理を宣言するために告発を失敗したプレイヤーのキャラクターコマを移動させてもかまいません。
■告発に失敗した後、自分のキャラクターコマが出入り口を塞ぐ位置にあった場合は、他プレイヤーが通れるようロケーション内へとコマを移動させます。

ゲームの勝利

告発が完璧なものだった場合、そのプレイヤーがゲームに勝利します。――つまり、"Do Not Disturb"封筒の中に指定した3枚のカードを全て確認できた場合です。封筒から全てのカードを取り出し、全員に見えるよう広げます。

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追伸:各地のボドゲスペースさまがたはぜひ入荷してください。喜び勇んで伺います(アフィリンクではないです)。

www.disneystore.com

 

*1:今後日本語版が出ることはまず間違いなく有り得ないと思うので多分大丈夫でしょうが、権利者から要請があり次第速やかに削除します